幸せをもっと高めるための2つの方法

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久しぶりの更新になってしまいました。
ウイッシュの鈴木です。

このところ学校関連の仕事が続き、一日に1時間半の授業を4回こなしております。
体調管理をして(自分もだけど、にゃんこの欧介も)、このハードな時期を
切り抜けたいと思っています!

ファイティン^^

今日は「もっと幸せを感じるためには、どうすればいいの?」というトピックです。
著名な大学でも脳科学や心理学の研究が進み、確実に効果が出ているものを2つご紹介したいと思います。

はじめに・・・

人は「もらうとき」と「与えるとき」どちらが「幸せ」を感じているのか

本題に入る前に、下に2つのパターンがあります。人はどちらを「幸せ」と感じているのでしょうか?

① 人からお菓子をもらうとき  ② 人へお菓子をあげるとき

実験の結果は②の「人におやつを分け与えたときのほうが、2歳児でも幸せを感じる」というものでした。

お金に関しては、『人間は自分のお金を他人の幸せのために使ったときのみ、お金で幸せを感じる』ことも
実験で証明されているとのこと
(※臨済宗妙心寺派本山塔頭 春光院 副住職 川上全龍 氏による)

人間は幸福を感じるとき、前頭前皮質の左側が活性化するようです。そこを調べた結果、世界一幸福度が
高いと判断されたのが、チベット仏教の僧侶マシュー・リカード氏。
測定の間、何を考えていたか調べると「苦しい状況にある人を助けたい!」と思っていたらしいのです。

人間って、すごいですよね!

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1つめ・・・慈悲の瞑想をすると幸せを感じる!

こちらのブログでは「瞑想はいいよ〜」とお伝えをしてきました。

瞑想にもいろいろな行い方があって、中でも「幸せ」を感じるのは【慈悲の瞑想】です。
いきなり「怪しい・・・」と思わないで頂きたいのですが。。。

先述のように、

「人間は人のものを分け与えたり、人を苦しみから救いたい」と思うように
「誰かのための幸せ」を願うと【自分の幸せを感じる】ことに直結する!

なので、人の幸せを願う慈悲の瞑想の行い方について、まとめます。

慈悲瞑想の行い方

一日にできれば20分ほど(これは何回かに分けてもOKです)行うこと。
一説によれば、10分でも続けると効果は出てくるとのこと。

  • 自分の呼吸に注意を向ける。
  • 大切に思っている人に感謝する言葉を思い描く。その人の幸せを願う。
  • 自分が苦しい状況にあるのなら、きっとその人も同じような経験をしている(またはしたことがある)に
    違いないと思い、だから今よりもっと幸せになってと願うのもOK
  • .相手の笑顔を思い浮かべる

これを5〜10分くらい続けることを繰り返します。
「大切に思っている人」でなくても、「生きとし生けるもの」でも良いし、「その日に会った人を思い浮かべ
る」ことでも良いです。

科学誌サイエンス・アドバンシズに2017年に掲載された論文などの複数の調査では、慈悲の瞑想など
様々なタイプの瞑想が脳のレベルで人を変えることができると示しています。


(・・・ということは、人生が変わっちゃうんじゃない?というレベルの凄さかも!!・・・)

人の幸せを願うことで、人間は間違いなく前頭前皮質の左側が活性化するんですね。。。
そして、幸せをより感じ、ストレスも減少させることにつながります。

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2つめ・・・道ですれ違った人の幸せを願う

ん?1つ目と同じのこと?と思われるかもしれません。

やはり人は人の幸せを願うことで幸せを感じやすくなり(幸福度が高まる)、ストレスまで減少する!
ということが調査で数値化され、わかったというものです。

調査はアイオワ州立大学が行い、今年の3月に幸福研究ジャーナルに掲載されています。

研究内容・・・

実験の参加者を4つのグループに分け、全員をキャンパス内を12分間の散歩をするように指示をしました。

  • 1つめのグループ・・・「慈愛のグループ」散歩中に見る人に対し心の中で「この人は幸せになって」
    と考えるように指示された。
  • 2つめのグループ・・・「相互関連性のグループ」すれ違う人と自分がどのようにつながっているかを
    考えるように指示された。同じ夢、同じようなストレスなど共通項をさがすというイメージ。
  • 3つめのグループ・・・自分とすれ違う人とを比較し、自分が相手よりいかに優れているかを考えるよう
    に求められた。
  • 4つめのグループ・・・すれ違う人の外見に目を向けるように指示された。

散歩をする前に計測した幸福度やストレス水準、生活への満足度、共感、連帯感など複数項目の数値を
散歩後の数値を比べた結果・・・

「慈愛のグループ」は幸福度や連帯感、共感、不安などの複数の基準で数値に改善が見られ、大きな変化を示していた!となっています。

「相互関連性のグループ」は社会的連帯感は増加、他の改善は見られなかったという結果であり、3つめの
相手を見下すように指示されたグループは変化はなかったというもの。


3つめの、「見下すグループ」は自分と相手を比較していることになり、SNSで人と比較をしてしまう社会は
メンタルに悪影響を与えていると考えられていることを確認できる1つの結果ではないかとしています。

すぐに幸せになりたいならFaceBookをやめることだと言われているのも、こんなことが影響しているんですね。

歩いているときに世界に対して親切心を持つことで不安が減り、幸福度や社会的な連帯感が向上する。

時間がかからないシンプルな行動なので毎日の活動に取入れることができる。

ただし、この調査は短期的なものであることを心に留めておくようにとありました。

それでも、他者の幸せを願うことを毎日の習慣にすれば、「幸せを感じる」ことが向上するのではないかと
推測できるとまとめています。

「惨めになりたいのなら自分のことを考えなさい。
幸せになりたいのなら他者のことを考えなさい」
〜チベット仏教僧 サキョン・ミパム〜

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まとめ

自分が幸せを感じたいのであれば、まずは「他者の幸せを願いましょう」ということなんですね。

その具体的な方法として2つ。
1つ目が慈悲の瞑想、2つ目がすれ違う人の幸せを願うという行動。
どちらも難しいことではないので、意識して毎日を過ごしてみるとよろしいのではないでしょうか?

社会の価値観がものすごい速さで変化をしている中、「幸せ」の基準も大きく変化をしています。
あなたにとって「幸せ」とは何でしょうか?
その「幸せ」を少しでも高めたいと思いませんか?

今夜も慈悲の瞑想をしてから、ベットに入ります^^

株式会社ウイッシュ
鈴木 結美子

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