冬
立冬(11月7日頃)
この日から立春の前日(節分)までが暦の上では冬です。
小雪(11月22日頃)
木々の葉が落ち、初雪が降りはじめる頃です。
雪はさほど多くはないという意味で冬の入口です。
大雪(12月7日頃)
雪が降り積もる頃です。山は雪がかぶり、平地では雪が降るころです。
動物たちも冬ごもりを始めます。
冬至(12月22日頃)
太陽が最も低い位置で一年で最も夜が長く、昼間が短い日です。
翌日から太陽の力が強くなっていくので世界各地では「太陽の誕生日」として
祝う風習もあります。
日本では陰陽の思想から「一陽来復」といって春が巡ってくることや、
おめでたいことが訪れる象徴として祝われます。
小寒(1月5日頃)
本格的な寒さが始まる日。池や川の氷も厚みを増してくる頃。
この日を「寒の入り」といい寒さの始まりを意味します。
「小寒」と「大寒」をあわせた一ヶ月を「寒の内」「寒中」といい
寒中見舞いのご挨拶をします。
大寒(1月20日頃)
冷え込みが最も厳しくなる頃。
ここを乗り切れば春近しということです。お酒やお味噌を仕込む時期でも
あります。
まとめ
このようにみていくと、実際の季節とはずいぶんとずれていることが
おわかり頂けたかと思います。
二十四節気は手紙などにも使える用語ですから、
知識として覚えておくといいな〜といつも思います。
またお部屋にかざるお花やインテリア、雑貨をコーディネートする
ときにも意識するとアイディアも浮かんだりします。
・・・昔の人はたいしたもんだ!!
株式会社ウイッシュ
鈴木結美子
こちらの記事は
・日本マナー・プロトコール協会「マナー&プロトコールの基礎知識」と暮らし歳時記を参考にまとめています。
・写真提供:ウェザーニュースニュースより