こんばんは!
ウイッシュの鈴木です。
今日で8月もおわり、もう秋です。
昨日、久しぶりに担当している学生にあったら、みんな日焼けが激しくて・・・
秋もまだまだ紫外線が強いです。
湿気も夏より少ないので、その分、紫外線が直接肌に悪さをします。
アウトドアを楽しむときは必ず日焼けどめのサプリと塗る日焼け止めが
必需です。
小顔になりたい!
「小顔になりたい!」はもうメイクレッスンの合言葉のようになっています。
アプローチは方法は2つ。
- 小顔マッサージを覚えて毎日コツコツ行う。またはエステに通う。
- メイクで影を作って小顔に変身する。
今日は「影」を作るためのシェーディングは何がいいの?ということを
人気のものから比べてみたいと思います。
シェーディングするときに気をつけること
まずは「影を作る」=シェーディングをするときに気をつけなければならないことを
確認したいと思います。
① 影があるところに影をつくること。
② やりすぎて、顔の印象や肌の色をくすませないこと。
③ 「濃淡=グラデーション」をうまく作って影にする。
①影があるところに影をつくること。
これは徹底して気をつけたいこと。
顔はボールのように球体です。ボールの表面に凹凸があるわけで
光があたるところに影をつくっても不自然さが残るだけで小顔には効果がありません。
どこに光があたって(メイクではこの部分にハイライト)、どこが影になっているのかをよーく観察することがとても重要!
この影の部分をより濃くすること、逆に言えば、影を作りハイライトの部分を引き立たせることで、メリハリがつき顔を小さく見えます。
これがシェーディング効果です。
②やりすぎて、顔の印象や肌の色をくすませないこと。
影を作るということは暗い色を使うわけですから、せっかくのシェーディングで顔の印象や肌がくすんで、暗くみえないように注意をしなければ。
そんなこと〜わかってるよ〜とお思いでしょうが、じつは鏡の中の
自分の顔をじっーと見てメイクをしていると、加減がわからなくなって暗くなりすぎている方もいます。
・・・ときどき私もやります・・・
鼻の下から上唇にかけての「人中」といわれる凹みの部分に色をつけすぎてしまいます。
結果、「ひげが生えてるの?」という状態になってしまいます。気をつけなければ・・・
③ 「濃淡=グラデーション」を作って影にする。
フェイスラインのシェーディングにグラデーションを作ることは自然に見せるポイントの一つ。
「一番濃くするのは、あごの骨の下(正面からは見えないですが、ここ大事!)。そこから頬にむけて徐々に明るくする。」
これが鉄則です。
これをテクニック要らずで入れるために、シェーディングブラシはの斜めにカットされているものを
使うとよいのです。
人気ブランドの3つのブラウン
今回はプチプラとデパコスの合わせて3つのシェーディングを比べたいと思います。
- too cool for schoolのアートクラスバイロダンシェーディング
- WHOMEEのちっちゃ顔シャドウ
- M.A.C
ますはプチプラのこの2つから。
too cool for school アートクラスバイロダンシェーディング
写真のようなブラシがついて1800円前後。
色は赤みのあるブラウンです。発色は濃いめ。
3色のブラウンを自由にミックスして使えるので、グラデーションを作りやすいです。
また箇所によって、明るさを変えることができるのでGOOD。
ブラシは柔らかすぎて、シェーディングには不向き・・・。
WHOMEEのちっちゃ顔シャドウ
しっかり使っています。
こちらも赤みを含んだブラウン。
とっても使いやすいブラシがついて1,800円。
ブラシは長い毛の方は影をやわらかい発色で仕上げるのに適しています。反対側の短い方は影をはっきりさせたい箇所に適しています。
短い方は生え際やもみあげ、頭皮の分け目の部分にも色を入れるときに使えます。(本当に使い勝手がいいです!)
発色は適度にいい感じ!というのも、シェーディングはわき役なので、しっかり発色しては
困るのです。
単色なのでグラデーションは少しずつ色を重ねて作りましょう。
M.A.Cミネラライズスキンフィニッシュナチュラル
こちらもしっかり使い込んでいます。
WHOMEEを買ってからはしばらく使っていませんが、それまではいくつもリピート
していました。これは少しだけパールが入っています。
お値段は5,000円くらい。ブラシはついてません。
MACのシェーディングブラシはとても使いやすいので、別途購入ですがおすすめ!
ミディアムダークはとても使いやすい色です。
これも赤みのブラウンですが他の2つより薄いブラウンです。
too cool 、WHOMEE、M.A.Cの3つでの比較…共通点と相違点
やっと本題・・・比べてみた結果の共通点と相違点です。
共通点
- どれも赤みを含んだブラウンで、顔にくすみなくシェーディングできる。
- ブルベースの方も使える。
相違点
- 発色が違う。
too coolはパウダーをのせたとき、しっかり輪郭がとれるほどの発色。
WHOMEEはパウダーをのせたときの色の加減がふんわりとして自然。
MACは色がうすく自然。濃い影をつくるときは物足りない。ノーズや涙袋には最適。 - 質感の違い(マットとパール)
too coolとWHOMEEはマット。 MACはすこしパール入り。 - ブラシ(too coolとWHOMEEのみ比較)
too coolのブラシは毛先のカットが斜めでシェーディングに向いているが、
毛質が柔らかすぎて、美しいぼかし込み(グラデーション)ができない。
WHOMEEのブラシは毛先の長さが長短あり、硬さも適度。小さなブラシだけど毛のコシなあり、粉がきれいに広がる。 - コスト
too coolとWHOMEEは1,800円程度、MACは5,000円ほど。
上の写真はこの3つをティッシュにぼかしてみました。(ティッシュが一番わかりやすい)
一番上がMAC、真ん中がWHOMEE、下がtoo coolです。
比較している内容がこの写真からおわかり頂けるのではないでしょうか?
比べてみた結果・・・
シェーディングにふさわしいのはコスパからもみて、WHOMEEのちっちゃ顔シャドウですね!
MACもいいですが、WHOMEEと比べるとコスパの面で「わざわざこれを・・・」と
思ってしまうのが本音。半額以下で理想的なシェーディングができるWHOMEEのちっちゃ顔シャドウがおすすめです。
ブルベの人にもおすすめ
よくシェーディングの色はブルベの人は使いづらいと言われますが、
この記事の3つであれば、どれもブルベの人でも使いやすと思います。
実はがっつり黄色系ブラウン(例えばコーヒーブラウンなど)は、イエベの人でも肌の色に華やかさがなくなってしまうのです。時間が経つとくすむ確立が高いです。
イエベの方もコントロールベースにピンクを塗ったほうが華やかさがでるのと同じ理論です。
番外編
エチュードハウスのフェイスカラーシェーディングのジェントルシャドー、
人気のセザンヌのシェーディング、フェースコントロールカラー4もブルベさんに
おすすめです。
あとひと塗りで顔全体の球体を引き立てたせてくれるもの…フジコのデコシャドウ!これは、もう欠かせない一品です。1,800円くらいだった記憶です。
クリームタイプとパウダーとどちらがいいですかというご質問もありますが、
使い勝手を考えるとパウダーが手っ取り早いのでおすすめ。クリームタイプだと丁寧にぼかしこむ必要ありです。
(9月13日にセザンヌからスティクタイプのシェーディングがでますね・・・それも色はイエローベースみたい)
小顔に見せるシェーディングはあくまでも、【自然に!】がテーマです。
ご参考にしていただけると幸いです。
株式会社ウイッシュ
鈴木 結美子