大坂なおみが見せたマナーの本質〜真の勝者とは〜

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マナー
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こんにちは!
今日から9月、すっかり空も秋の空です。
ウイッシュの鈴木です。

最近は女子ゴルフの渋野日向子選手が全英で優勝するという大偉業を
達成し、今まで興味がなかった方もゴルフの世界に目が向いています。

そして今朝、テニスの大坂なおみが見せたシーンに感動が集まっていることを
ネットで知りました。

THE TENNIS DAILYのサイトよりhttps://www.thetennisdaily.jp/news/grandslam/us/2019/0037985.php
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相手は天才少女15歳のガウフ

試合相手は天才少女といわれ、ひょっとして大坂なおみ選手が苦戦するのでは?と
言われていたアメリカのコリ・ガウフ。
ガウフは史上最年少でウインブルドンで予選を突破しているほどの選手です。

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試合の結果

結果は大坂なおみ選手の圧倒的な強さでした。
コーチが変わってもメンタルを強く持って、第2ゲームではガリフのミスを誘い
1時間5分のいう短さ、6−3,6−0という圧勝に終わりました。

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感動のシーン!

テニスの試合後は勝者がオンコートでインタビューを受けます。
もちろん、大坂選手がインタビューを受けるわけですが、
そのときに感動のシーンが!

試合を終えて、ネット越しに握手をするシーン。これは普段からよくみる光景。
そのときに大坂選手はガウフが涙を流していることに気づいたようです。
そこで、ガウフに「あなたは頑張ったから一緒にオンコートインタビューを
受けましょう」と誘ったようです。

「シャワールームで一人で泣くより、みんなと話しましょう」と。

そして勝者と敗者揃っての、異例のオンコートインタビューになったというわけです。

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これがなぜマナーの本質なのか

マナーとはスピリット(心)のこと

日本ではマナーといえば、テーブルマナー!と思われがちです。
その上にマナーとエチケットという言葉を混同して使ったり、マナーは「型」に
はまったもので型苦しいものと勘違いをされています。
その結果、「マナーって難しい」と遠ざけている方も多いです。

本来の(海外でも)意味は【マナーとは社交性の心】です。
人を思いやる心、温かい想い、相手を傷つけない心配りや気配りを指します。
英語ではManner’s(=マナーズ)と言います。

そして、マナーを重んじることは、あくまでもその時の状況や物事の本質を
見極めて「心」を大切にするということです。

その結果、そのときの本質を見極めて必要だと思えば異例のことでも
率先して行動を起こします。(行動はマナーという「心」を表す一つの手段)

大坂なおみ選手の異例の行動

今回の試合後の大坂選手の行動は異例です。
型にはまった考えをしてしまうのであれば、「ルールと違う!」と
怒りをかうかもしれません。
でも大坂選手は負けた悔しさや痛み、ガウフの頑張りを知っていたからこそ、
敗者の気持ちをわかったからこそ、異例の行動にでて感動を呼びました。

真に強い人は決して吠えません。
静かに弱い立場にいる人を守ります。
このスピリットがマナーなのです。

大坂選手はガウフに何が必要なのか、その本質を見抜いて
オンコートインタビューに誘い励ましたのでしょう。

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マナーとは「型」にはまったものではない

大坂選手は普段のインタビューでも、キュートな一面を多く見せてくれます。
インタビューでも多くのファンを惹きつけます。
試合を見に来てくれたファンへの思いやりから、キュートで楽しいインタビューに
なるのだと思います。

今日の感動のシーンも、大坂選手にとったらとても自然のことだったに
違いありません。
きっと特別なことなんてしてないよ〜と思っているのではないでしょうか。


相手を敬い、大切に想う心がマナーなんだとあらためて記したいと思います。

相手がどういう気持でいるのか、そんなことは誰にもわかりません。
(本人にもわからないときがある・・・私はよくあります・・・汗)
ただ自分がその相手だったらどういう気持ちなのか、
少なくともそこは気に留めて、相手が何を求めているのか
何が必要なのかが想像できたなら、それを行動に移して
生活をしていきたいと思います。

人として、勇敢で温かくいたいなと思います。
その心をちゃんと人に伝わるようにあらわすときには「異例」なことが多いですから。

大坂選手、残りの試合も悔いなく闘って世界1位をキープできますように!

株式会社ウイッシュ
鈴木結美子