今日は理想の眉の幅、形とお手入れ方法について、ご紹介!
というのも、今日から航空ビジネスの学校で就活向けのアピアランスの授業も始まり、
高校卒業したてのフレッシュな学生に基本から教えています。
この間まで高校生だったこともあり、全て自己流になってしまっているので
すべてにおいて、ゴールデンプロポーションから説明をしています。
そこで、このブログを読んでくださっている中でも、「もう一度確認したい!」と
思われているあなたのために、まとめてみました。
お手入れについて
・用意するもの
眉をカットするためのはさみ
眉のコーム(スクリューではなくて、小さなくしになっているもの。まつげをとくものでもOK)
眉ブラシ(こちらはスクリューでもOK)
毛抜き(念のため)
1、毛の長さをカット&形を整える
まずは形よりも長さをカットします。
毛の本流より上下にはみ出ている部分をカットして、
そこから形を整えたほうが失敗がありません。
手順は・・・
- 眉全体を毛の流れにそってコームでとかします。
- なりたい形を眉ペンシルで書いてみます。
その形からはみ出したところにある眉の毛をカットします。
眉の下にはみ出ている毛先は全てカット、もし毛先だけでなく毛の付け根が確認できたら、
そこからカットします。 - 次は上です。眉上は注意しながら行う必要あがあります。
まず毛先がはみでているものは、毛先のみカットします。
もし山のところから毛が生えているとしたら、これが要注意です。
どうしてかというと、眉の上には表情筋があって、その筋肉の存在を無視して眉を
根こそぎカットすると、筋肉が動いたときに不自然になってしまうから。
また、眉を上に動かしてみると、筋肉も動いて凹む部分がわかると思います。
そこに毛がなくなると、青ゾリが残ったようになってしまって不自然!
あとでコンシーラーでごまかすのが大変になってしまうのです。そのため、眉山の位置が顔の中央に寄っていたりして「いや!」と思ったとしても、
この段階ではざっくり切らないで!
眉山の位置が少しずれていたとしても、カットするのは毛の流れの上から横に確認できる
2列ぐらいのところまで。(下の写真参照)
形を整えてみて、それでもこの眉山の位置を変えたいのであれば、少しずつ様子をみながら
根に近いところからカットです。
まずはこれで毛の長さは終了。
短くしすぎると、毛の流れや重なりでできている立体感がなくなって
老けた印象になる細心の注意を払ってくださいね!
2、さらに形を整える
1で行った毛の長さのカットと形が整ったら、さらに調整をします。
それに眉の上下には必要のない毛も伸びてます。
このムダ毛を処理していないとスッキリ見えないので、ちゃんと処理していきます。
眉の上の額の部分に伸びている毛をそりましょう。絶対にぬかないで!
眉山の位置が自分の好きなところになくても(1で少しカットしても)、
まだ一旦我慢です。⇒書くときに調整可能
眉の下やまぶたに生えている毛をぬく、またはカット、そる。
この部分はぬいてもOK!
生えてこなくても問題ない毛です。ここはきちんとしなくては。
ここまでで、自分の眉の形をベースにすっきり整えた状態です。
一度、整えた自分の眉と理想の眉の位置とを重ね合わせると、
まだ余分な部分や足りない部分がでてきます。
これらをうまく処理すれば、眉美人への近道です。
余分な部分を不自然にならないようにカットして、
足りないところは足していけばOK!
3、理想の眉の幅と形
眉の理想的な形
眉頭の位置
上の図(眉の形とアイホールの関係を下絵で書いていたらキタナクなってすみません)
の a の位置に眉の始まりがきます。
自分の顔を触ってみると、ここに頭蓋骨のおでこの骨とアイホール(目の周りの骨がない部分)の
境があることがわかると思います。⇒ 鼻のつけ根の近く
ほとんどの人は眉はこのおでこの骨とその下のアイホールの間あたりに生えています。
その骨の境にそって(顔のサイドにむかって)
それを横の基準にします。(図には眉下に横線があります。ここです!)
その最初に来る部分が a です。
もう一つ、a の位置を決めるポイントがあります。
目頭から上に延長線上に a がなくてはなりません。
これが縦を基準にした位置です。
ここまでのおさらい、
a を決めるための横の基準はおでこの骨とアイホールの境目あたり(図の眉下の線)
縦の基準は目頭から上に線をひっぱったところ。この2本の線が交わったところが、
理想的な a の位置です。
眉山の位置
図では b の位置です。
口角(小鼻でもOK)から瞳の外側よりを通った延長線上に位置します。
眉尻の位置
図では c の位置です、
口角(小鼻でもOK)から目尻を通った延長線上に位置します。
メイクの初心者さんはメイクをするときに、この3つのポイントに
うすくマークをつけて形をつくっていくとよろしいかと思います。
眉の理想的な幅
目の縦幅、図では 1 と書いています。
ここを 1 とした場合、眉の幅は3分の2程度が適切だと言われています。
きっちり3分の2でなくても、それ前後って感じ。
図だと目の幅が1.3〜1.4ミリなので、眉の幅は8ミリ程度に抑えています。
でもこれはあくまで目安。自分の目元が華やかに見える目の幅を探してみてください。
目安を知っていれば、探すのも簡単になるはずです。
眉をかくメイク道具
上の写真は私が最近愛用しているものですが、
最低でも、アイブロウパウダー、アイペンシル、リキッドタイプのアイブロウライナー
そして眉マスカラ!!
リキッドタイプのアイブロウライナーは細いペンシルでも代用できます。
(上の写真のセザンヌがそれ。)
初心者のかたにおすすめなのは、
まずは、ペンシルを使って、決めた眉山から眉尻にかけてうすくかく。
つぎに眉山から眉頭にむかって一本ずつ毛を埋め込むようにかく。
このときには、眉頭に近くなるにつれ薄くなるようにします。
ここまでで、眉の形のガイドラインができたので、パウダーを使って全体を整えます。
パウダーの中間色と濃い色は眉山から眉尻に使います。(上記の写真であれば真ん中と右手)
眉の真ん中から眉頭は一番薄い色を使用します。
これできれいなグラデーションができるはずです。
そして、リキッドタイプのもので、毛が足りないところを細心の注意で一本ずつ足して
いかにも毛があるようにみせます。
そうすれば、立体感のある眉が出来上がっているはず!
仕上げに、眉マスカラを毛の流れに逆らってつけて、
それを整えるように毛の流れにそってマスカラをつけ、眉ブラシでかるく全体をとかして終了です!
まとめ
眉は顔のフレームといわれる、印象を左右するとても大切なパーツです。
1ミリ以下の差が大きく印象を変えます。
眉の手入れも、幅を決めることも、形を決めることも、かくことも
一度に行うのではなくて、少しずつカットしたり、足していったりしてみてください。
・・・最近の眉は眉頭が理想の位置よりも少し真ん中より。
目頭と鼻の付け根の中間あたりに眉頭をもってくるつ流行の眉になります。
必ず似合う眉も見つかります。
似合う眉がわかって、なれてしまえば、朝の時間短縮にもなるので、
時間があるときにぜひ練習をしてみてくださいね!
本当は私の顔で実際にやっているところの写真を見て頂くとわかりやすいと思うのですが、
まだ勇気が出ません。。。ごめんなさい!
プロフィール写真で精一杯です。。。
今日もありがとうございました!!
素敵な一日を。
株式会社ウイッシュ
鈴木 結美子