美人度上げる!ハイライトとノーズシャドウの関係

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メイク
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こんにちは、鈴木です。
みなさまのところは台風の影響はありませんでしたか?
不安な時間だったと思います。
まだまだいつも通りの暮らしに戻ることは困難かと思いますが、
お時間があるときには、どうか横になってお身体を休ませてください

一日も早く、今のような状況が回復しますように。

今日はハイライトとノーズシャドウの関係をお伝えしたいと思います。
効果があるちゃんとした場所に塗って、きゅっとした小顔、
また中高の立体感のある顔立ちに仕上げるためのポイントです。

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光と影

メイクではハイライトとシャドウという言い方をしますが
美術的観点、絵を描くときの「光」と「影」の関係をマスターすれば
美しく、相当効果の高いハイライトとノーズシャドウをマスターできるという
わけです。

「光」のとなりには必ず「影」があります。
「強い光」の隣には必ず「強い影」、「弱い光」の隣には「弱い影」、
これらをコスメで表現できれば、バッチリというわけです。

下の写真は美しい少女の絵画、ルノワールの「少女イレーヌ」です。

こちらの絵のどこにハイライトが入っていて、ノーズシャドウを始めとした
影が入っているのかを見ていきましょう♪

ルノワール 「少女イレーヌ」

この絵の顔の部分だけを切り取って、ハイライト(光)とシャドウ(影)の部分に
マークを付けたのが下です。

青い丸の中がハイライトで「光」があたる、緑の丸の中がシャドウで「影」にあたる

青い丸と緑の丸はほぼ隣り合っている関係です。
青の丸の中はより強い明るさで仕上がって(ハイライト)、緑の丸の中は暗い色で
影が表現されています。

メイクをするときも、このまま丸の部分にハイライトとノーズシャドウ等を
作っていけば効果的です。

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よく「入れるとよい」と言われる部分は正しい?

「鼻の上にはハイライト、鼻の横には鼻の縦のラインに沿って
ノーズシャドウをいれる」と、よく言われますが正しいのでしょうか?

答えは「NO!」です。

鼻の付け根の横の上から下に向かって、鼻にそってノーズシャドウを入れる方が
多いのですがこれは立体的に見せる点からも、小顔に見せる点からも間違っております。

・・・そう、小顔に見せるシャドウは顔の輪郭だけでなく、顔の中心の
立体感をいかに深く見せるかが超重要!・・・

顔の形によって入れる場所(長いとか丸いとか)

顔が長い、または丸顔など気にされる方が多いので、タイプ別に入れる場所を
まとめてみました。

下の図は「縦横比がわからない」という方のために、どこをはかればいいのか
どんな比率なのかを書いているものです。

参考になさってください。

赤の横線:かおを雑誌などで挟んでその間を測る、赤の縦線:生え際(おでこが見えている端)から顎先まで

顔の横幅と縦の長さの比率が平均的なかた

鼻の付け根の部分から眉下の骨がくぼんでいる部分にひとはけ。
ハイライトを目頭にプリンセスラインとしていれますが、そのすぐ横に
プリンセスライン(写真にはない)と同程度の長さで影をひとはけ。

もちろん、ハイライトの位置はこのノーズシャドウの横、同じ程度の長さで
いれます。
決して、ハイライトを鼻筋にずっとひっぱらないことです。

鼻の横のハイライトとノーズシャドウはまずはこれだけでOK.

顔の横幅と縦の長さの比率値が平均より短いかた

このタイプの方は平均的な入れ方よりも、比較的長めにいれてもOK.

鼻の横に影を長く作ると顔の長さが強調されるので、
顔の縦が短い(丸顔や正方形のように縦の長さが短い)かたが、
ここに入れると顔の形を変えることができます。

ハイライトは平均的な顔の比率の方と同様で、
鼻の付け根にポンと置く、鼻の真ん中あたりに人はけ。

顔の横幅と縦の長さの比率値が平均より長いかた

鼻の横のノーズシャドウは鼻の付け根の横あたりから眉下のくぼみにかけて
横に。プリンセスライン(写真にはない)のハイライトの横にちょこんと影をひとはけ。

ハイライトも一気に上から下までひかずに、付け根にポン、
真ん中あたりにポン。この程度でOK.

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顔の形にかかわらず絶対やりたい鼻の頭の小細工

これまでは鼻すじと鼻の横を意識したハイライトとノーズシャドウをお伝えしました。

これからは鼻の頭の小細工です。
こちらは顔の形関係なく、「これをやれば立体感が2倍増し」って感じです。

写真の青と緑の丸を見ていただきたいのですが、
ノーズシャドウ(影)は小鼻の半円にそって、そこから鼻のトップと小鼻の境目の凹んだ
部分につなげます。

そして鼻の下にうっすらと影。ここに入れると鼻の下が短く見えます。

最後の仕上げ、鼻の一番トップに強いハイライトを!
鼻の先の骨に光があたって、光が反射しているように作りたいのです。
なので、3ミリくらいの点でつくると効果的。
写真でいえば、鼻の上に青い丸が2つ並んでいるところがありますが、そこです♪

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鼻の下からあご先までの立体感

まずは鼻下から上唇にかけて凹んでいる部分の影をより濃く見せましょう。
このとき、凹みの両横は唇の山にかけて凸になっているので、ここには
繊細にハイライトを入れ込みます。

上唇の山にはハイライトを。
下唇の下にはシャドウで影をより深く、
顎にはVの字を描くようにハイライトをいれます。

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顔のアウトラインのシャドウ

正直、顔のアウトラインは全体が卵型になるように意識をすればそれでOK.

頬骨が横にはっていたり、えらが張っていることが気になるのであれば
そこにだけグラデーションに気をつけて、あまりむずかしいことはきにせずに
太いブラシでシェーディングをするだけでいいです。

グラデーションとは顎の骨の下が一番暗い影になって、そこから顔にむかって
明るい影にすること。これを逆にしてしまうと不自然なシェーディングに
なってしまいます。
顎の下にシェーディングをしない方がいますが、かならず顎の骨の下にいれること!

すぐに確認できるように、このあたりでもう一回同じ写真をいれますね。

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おでこと頬のハイライト

よくTゾーンにハイライトと言われますが、
すでに鼻の部分はこれではないとおわかりいただけたはず。
おでこは?ということですが、おでこもいつもより(眉上のあたりの認識)
もう少し上のほうが効果的です。

おでこも丸みがついているはずなので、丸みのカーブが強いところを基準に
その上辺りにいれるとおでこがツルンと見えます。

ほほのハイライトは頬の骨を中心としていれること、
頬骨の上の部分にもうっすらといれます。

そして鼻の横から頬のお肉がこんもり付き始めた部分に斜め下にむかっていれます。
(絵を見てもらうとわかりやすいかも)

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まとめ

顔の中心のハイライトやノーズシャドウをきちんといれると
顔の立体感がでて、パーツが真ん中によって見えるようになり
小顔にも見えます。
美人度もアップします。

迷ったときは、顔の正面から光があたったとき、どこに光があたって、
どこに影ができるのかをイメージしながらメイクをするとよいと思います。

このブログの「美少女イレーヌ」の丸を確認しながらメイクをしてもらうのが
一番効果的かも!

ぜひあなたのメイクのときにも使ってみてください。
お役に立てれば嬉しいです。

株式会社ウイッシュ
鈴木 結美子

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