はじめに
このサイトの特性上、きっとこれを読んでくださっているあなたは女性なのではないかしらと
想像しています。
そして、このページのタイトルから女性の経営者、中間管理職、起業を考えている方など、人をマネージメントしなければならない方々が多いのかもしれません。
もし男性なら、大歓迎!!
仕事柄、私はさまざまな業種の経営者の方や人材開発部の方々とお話しをする機会に恵まれています。
ビジネス書や組織論の本も読んだり、大学のレポートを読んだり、組織の中で実践をしてみて成果が
あがれば、そのアレンジをして他業種の組織の方にご提案することも多いです。
そのような中、「こうしたほうがいいのではないか」というお伝えしたいこと事がたくさんになってきました。
というわけで、こちらのサイトに「BUSINESS」というカテゴリーを作りました。
ご興味を持って頂けると幸いです。
ごゆっくり。
チーム力ってなんですか?
チーム力とはなんなのでしょう。
「強いチームを作りたい」「成果がでる組織にしたい」
多くの方がこのようにおっしゃいます。
ところで、【チーム力】ってなんですか?
「個々のメンバーが力を個々のスペックを最大限に使ってパフォーマンスし、みんなで目的を
共有し、それにグリッドしてお互いを支え合いながら成果に結びつける」
と説明される経営者の方、多いです。
まさしく、そのとおり!!
それがわかっているのに、なぜ、「チーム力を高めたい!なんとかしたい!!」となるのでしょう。
個々のパフォーマンスはどうやって伸ばす?
まずはここから切り込みを!!
ほめてパフォーマンスを伸ばすのか、厳しくして反骨精神で伸ばすのか。
それとも、もっと効率の良い個々のパフォーマンスの引き出しをする方法が
あるのか。
ハーバード大学教育学大学院教授のロバート・ヒーガン、レイヒー同大学教員は
こんなことを言っています。
「弱さを見せあえる組織が強い」
(参照本:なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか 英治出版)
なぜか・・・人は弱みを隠す仕事を本業の傍らにかなりの力を入れて行っている。
その労力を他の生産性のある仕事に回せるのだと。
チームや組織は「弱みを見せあえる環境」・・・例えば会議の方法の工夫やメンターの存在を作る、
お互いのコーチングができるの尚可、などのように整えていくのが、
パフォーマンスの伸ばす最善策なのです。
ただそこはスムーズにいくことの方が少ない・・・まるで膿をだすような痛みが伴います。
その先には、収益性の向上、退職率の低下、より率直なコミュニケーション、それぞれの
責任感の強化など、経営者や管理職にとっては手に入れたい言葉がならんでいます。
人間の脳はマルチタスクに向かない
強いチームを作るために、「弱みを隠しながら、本業をしている」という一人二役はかなりもったいない
ことである。人間の脳は一つのことに集中したほうが効率よく働く=生産性があがるという公式が
成り立ちます。
まずは徹底的に「弱みを隠す」という作業を取り払わなくてはならないのです
その方法はまた近々アップしたいと思います。
チーム力を高めるのに必要な物質
チーム力を高めるために必要な物質。。。これは「オキシトシン」と呼ばれるホルモンです。
オキシトシンがでると、人との信頼が強くなります。
お互いに信頼が持てないのに、「弱みを見せる」なんてことはできっこありません。
人は生物ですから、それは「生存していかなければならない」という本能に基づいているのです。
「オキシトシン」これが強く出る方法も今度ご紹介したいと思います。
「弱みを見せあえるチーム」=「チーム力が高い!」のです。
目指すところは、チームも個人も成長する!!
・・・つづきはまたこんど。お読みいただいて感謝です!
株式会社ウイッシュ
鈴木結美子